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careercreator

1978年生まれ。米国大学院卒業後、仕事でエージェント/企業内人事/研修講師/採用広報/能力開発・人材育成のスペシャリスト/経営企画として活躍。
個人では、キャリアクリエーター/ディスカッションパートナー/ミーティングコンサルタント/経営の家庭教師/転職の家庭教師/パーソナルプロデューサーとして活躍。

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評価が高い社員が辞めていく理由とは!?
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    若手の離職率が高いのは!?

     

     

    これから4月に向かっていくと、新卒の教育研修で各企業の人事担当者が忙しい時期に入っていきます。

    入社前研修で合宿形式で行ったり、入社後研修、配属先の決定など、入社式前なのに多忙な時期になります。

    フレッシュな人材の中には、高い目標を掲げ、勉強熱心な新卒社員もいることだろう。

     

    2000年代から「意識高い系の学生」という言葉が頻繁に使われるようになった。

    どちらかといえば、最近は学生を揶揄するような、ネガティブなニュアンスの強い表現といえよう。

     

    ただ、高い目標を掲げること、意識が高いこと自体は決して悪いものではない。

    就活市場では、間違いなく意識の低い学生よりも、意識の高い学生が求められるのではないか。

     

    問題は、彼らの入社後である。意識の高い学生は、社会人になってから実際に活躍できているのだろうか。

    「口先だけだった」というパターンや「理屈ばかりで行動を伴わなかった」なんてケースもあるのではないだろうか。

     

    原因は意識が高い系で入社した側だけではない。

    昔ながらの組織論、根性論を振り回す人も多い。

     

    組織の理論としては、結果を出してから意見を言えという風潮が今でも残っている。

    若手が意見をすることは認められず、中堅、ベテラン社員が意見をいって、会議がしまるケースが9割。

    9割の管理職は自分の横にイエスマンばかり置いておきたいということだ。

    裸の王様になっていることも気づいていないから。

     

    また、忖度とか空気を読めとか、年功序列の会議が多いこともあげられる。

    若手が企画書を持っていっても読まない、ゴミ箱行にしていたり、力がない人が上司だと説明力がない。

    なぜ、この仕事をしてほしいのか、この仕事を通してどうやって成長をしてほしいのかということを言語化できる人はいるだろうか。

    下っ端の仕事だし、私達も昔はやってきたことができないというのは何事だと、パワハラまがいのギリギリでやっている。

     

    ここ数年で意識が高い系といわれる学生だけでなく、社会的な風潮になっているのが生産性の向上。

    これを結果を出すことと履き違える企業が9割あるから恐ろしい。

    生産性の向上は残業をさせないことでもないし、最短ルートで結果を出すことでもない。

     

    教育研修をされておらず、OJTで何年も新米扱いをされてきた人たちが、管理職になっていることが多いため、部下の育成方法を学んでいない人たちがいるからだ。

    頭ごなしに言ったとしても人は動かせないし、メンバーの個性を理解していないのだから、コーチング、ティーチング、カウンセリングが理解できていないことが原因でもある。

    これは採用に関わったものすべてが見抜かなければいけないことであり、昇進の評価をする人たちにもいえることである。

     

    意識が高い系でチェックしておきたいこと

     

     

    careercreatorとしていろいろな企業人事や20代の若手社会人との交流から見えてきたものがあります。

    それはお互いの認識がずれており、期待をしすぎているあまりに裏切られたという感覚が強くなっています。

    具体的な例を見ながらお話をしていうことにしましょう。

     

    とある上場企業の人事は、ある年、新入社員の代表挨拶を務めた新卒社員は、まさに理想的なタイプでした。頭も良く知識もあって、コミュニケーション能力も高い。

    先輩の中に溶け込むのも早かったし、とにかくこの会社の仕事で『多くの人の力になりたい』と常に話していました。

     

    しかし、その期待の新入社員は6ヵ月で会社を辞めてしまったという。

    精神的にパンクしてしまったんです。同期の中で最初の退職者でした。いくら意識が高い彼でも、この会社は1年目の仕事がハードで、先輩にも厳しく言われるケースが多々ありました。

    加えて、1年目の彼はそこまで素晴らしい活躍ができませんでした。

     

    彼は意識が高く学生時代も優秀だったからこそ、これまで挫折したり叱られたりした経験が少なかったのではと推測されます。

    それで、立ち直れなかったのかもしれません。

    もちろん、彼をそこまで追い詰めた上司にも責任があると思います。

     

    「意識の高さ」と「精神的な打たれ強さ」は比例しない。

    そしてそれが、キャリアの舵を大きく転換させてしまう可能性もある。

     

    とある準大手企業の人事は、優秀な大学を出て、大卒時点でかなり知識力の高かった新卒社員。

    ただ、実際に働かせてみると融通が利きませんでした。

    現場の状況に合わせて臨機応変に対応できなかったり、ムダな部分で仕事が遅くなったり。

    何より、自分が納得するアドバイス以外は『はあ…』と気のない返事をして聞かなかったんです。

    彼女は結局、入社から半年で退社。『昔から夢だった』という学校の先生を目指しました。

     

    高い目標を掲げたり、理想を持ったりするのはいいが、そのイメージと実際の働きぶりが噛み合わないと、すぐに離脱する人も多いようだ。

    よく言えば「切り替えが早い」とも言えるが、もし意識の高い新入社員と接する機会があったら、失敗した後の「粘り強さ」や「気持ちの切り替え方」など、逆境への対応力をチェックしておくのも大切かもしれない。

     

    有能な人から離脱をしていく!?

     

    どちらかといえば仕事ができなかった意識の高い学生だが、仕事ができる若者も当然いる。

    ただし、その人たちも行き着く先は「退職」というケースが珍しくないようだ。

     

    中堅IT企業の新卒採用担当から聞いたのは、エリート大学を出て入社した新人は、1年目でプロジェクトのメイン担当に抜擢されるなど、素晴らしい活躍を見せていました。

    自分から案件のメイン担当に立候補するほどで、まさに有言実行の意識高い系でした。

     

    入社時から会社の将来を考えているタイプで、飲み会でも彼だけは会社の不満を言いませんでした。

    毎日楽しそうに働いていましたが、入社から4年ほどで辞めてしまったんです。

     

    1年くらい前から色々な勉強会に出ていたようですが、そこで同年代の大企業社員の話を聞いて、さらに高いステップを目指したくなったのでしょう。

    私の会社は中小企業なので、できることには限界があります。

    上を目指すには当然の決断でした。

    でも、会社としては大きな痛手ですね。

     

    将来の幹部候補として期待していた逸材に出会えていたからこそ、手塩にかけて育成をしたいと考えていたのでしょうが、業界の流れに追いついていないことが現状でしょう。

     

    最近ではリベンジ転職ということで、3年間勤務した後に実績を引っさげて、大手企業へ転職をしたいという若者が増えています。

    メジャーな会社であれば高給取りになれるし、ビッグプロジェクトも任される。

    そうするとヘッドハントされて、業界内を漂流しながら転職先には困らないという若手もいるぐらいです。

     

    20代の若手の中でも自分のポジションを見つけることができ、成功している人もいます。

     

    社会人になって3年くらい経った時に、完全に挫折しました。自分の能力の限界を感じたというか。

    現実に打ちのめされましたね。

    起業するとか、別の企業にヘッドハンティングされるなんて、自分には無理だとわかったんです。

     

    しばらくは目標を失いましたが、次第に『それならこの会社で少しでも大きな仕事をやろう』と考え直しました。

    それからは、とにかく会社のために身を捧げてます。

     

    まわりからの評価については、180度変わっているから驚きです。

    こんなに人が変わるんだということがいわれる様になっています。

     

    意識が高い系は貴重な人材

     

    意識高い系のその後を聞いてみると、実際に活躍できるかどうかのポイントは「意識の高さが本物かどうか」に行き着く気がしてならない。

    大手旅行代理店の人事は、意識が高い人において見極めるべきは、それが本心なのか戦略なのか。

    自分を良く見せようと意識が高いフリをする人はたくさんいますし、そのような戦略の人は、ちょっと挫折した時にすぐ諦めたり環境を変えたりしようとしがちです。

     

    反対に、本心で言っている人は「環境や状況、会社の文化にかかわらず、自分の考えをはっきり言います。そういった人は、最終的に活躍することが多いですね」と話す。

     

    意識高い系の学生が、入社時に掲げた目標を達成し、有言実行を証明していく。

    そういったケースは、全体で見れば少数だろう。

    また、そんなことができるような有望な人材は、すぐに起業や転職などをして会社からいなくなる可能性がある。

     

    ただし、最初の言葉通りには活躍できなかった意識の高い若者たちも、挫折をうまく乗り越えられれば、会社にとってはとても大切な人材になっていく。

     

    また、本当に意識が高い若者ならば、真剣に仕事と向き合う分、失敗からもいろいろなものを吸収していくはずだ。

    「意識高い系」という言葉はどうも皮肉交じりのニュアンスになりつつあるが、いろいろトータルで見ると、やはり意識の高い若者は貴重ではないだろうか。彼らはキャリアの積み方や環境次第で、大きな可能性を秘めているからだ。

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