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Permalance

能力開発・人材育成のスペシャリスト、研修講師、採用広報として活躍。大手旅行会社、自動車販売会社、IT企業など100社以上の採用ブランディング、リファラル採用、ソーシャルリクルーティングをメインミッションとして活動。

1978年生まれ。米国大学院卒業後、エージェント、企業内人事、経営企画として活躍。
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優秀な学生という理想と現実
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    優秀な学生の定義って…

     

     

    careercreatorとして人事や経営者と話をしてみると、優秀な学生を採用したいという意志が強い。

    いい大学をでていれば優秀な社員になるかといえば、そうではありません。

    名選手、名監督にあらずということ。

    上司やチームの力によって、能力開発がされるケースもあれば、本人が危機感から社内、社外にメンターを見つけて勝手に育つこともあります。

     

    私がよくインタビューで聞いているのは、「御社にとって優秀な学生の定義をしてください」と質問をしている。

    そうすると、国公立卒、六大学卒以上ということをドヤ顔でいう。

    私がいいたいのは大学でマウンティングをするなと言うことです。

     

    新卒採用で入社をした学生が3年後に世界のトップ10に入った営業や、予算数億円の大規模なプロジェクトを任されたのは、なんと人事や経営者が除外していた学校を卒業している。

    彼らが成功をした理由としてはコンプレックスがあったから知恵を絞ったこともありますし、社内で優秀な社員を見つけて、弟子入りをした。

     

    現在、売り手市場といわれる採用環境の中で、多くの企業経営者や人事・採用担当の方々は「優秀な学生」を採用したいと考えていると思います。

     

    入社数年で頭角を現し、社員の中でも上位に入る活躍するような学生を採用できるかどうかは、会社の経営を左右します。そうした企業の方々から見ると、上記の彼らがそんな「優秀な学生」だったと思われる方もいるかもしれません。

     

    しかし実際の彼らは、必ずしもそんなことはありませんでした。

    サークルや部活でのリーダー経験も英語力もなく、スポーツや勉強に打ち込んで何かしらの実績を残したということもない、ごく普通の生活を送る、普通の大学生ばかり。

     

    彼らは早い時期からの就職活動もしないし、夏期インターンに行った学生は一人もいません。

    むしろ情報解禁日が近づいてやっと動き出すので、むしろ私のほうが毎年焦るくらいです。

     

    そして一方の私は学生を選べる立場にはなく、選抜をしたり、お金をとってセグメントしたりもしません。

    優秀かどうかに関わらず、相談に来た学生の彼らとお酒を呑んで話したり、食事をしながら相談にのるだけです。

    そうやって関わってきた彼らの多くが、就活を経て、それぞれ入社した会社で活躍をしています。

     

    偏差値が高い学校の学生VS体育会系の学生

     

     

    ここ数年のトレンドとなっている体育会系採用でも同じことがいえます。

    会社や組織は縦社会ですから、縦社会の規律がわかっている学生がほしい。

    会社がコントロールしやすい学生を採用したいということで、体育会系採用が流行っていました。

     

    はっきりいってしまうと、体育会系出身者というのはコントロールしやすい、染めやすい学生という認識がそこにあるからです。

    無理をいっても辞めない、豆腐メンタルではない強靭なメンタルの持ち主という思い込みがあるのと、有名企業に入りたいという学生のWinWinの関係にはなりますが、それで出世をする学生というのは1%に満たない。

     

    体育会系の特徴として、地位と名誉を与えられると神様扱いされていると勘違いするため、部下がすぐに辞めてしまう傾向があります。

    これでは優秀な社員とはいえません。

    プレイヤーのラットレースに参加をするのが精一杯でしょう。

    会社にとって優秀な学生とは何かをしっかりと考える時期になっていると思います。

     

    その経験を踏まえて現在の企業の採用活動を見ていると、どうも企業のみなさんが想像する「優秀な学生」と、本質的な意味で「活躍する可能性の高い学生」の間には、決して小さくないズレがあると考えています。

     

    旧来の就職活動の枠組みで動いている学生たちと、さまざまな工夫やツールに取り組みながらも現在の学生の素の姿を掴みきれず、ズレを埋められない企業。

    この状態から、次の就職活動、次の採用活動にアップデートしていくことが、企業と学生の適切な関係性を築いていく上で重要なポイントではないかと思うのです。

    | careercreator | 00:05 | comments(0) | - | - |