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1978年生まれ。米国大学院卒業後、仕事でエージェント/企業内人事/研修講師/採用広報/能力開発・人材育成のスペシャリスト/経営企画として活躍。

個人では、キャリアクリエーター/ディスカッションパートナー/ミーティングコンサルタント/経営の家庭教師/転職の家庭教師/パーソナルプロデューサーとして活躍。

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<< 優秀な学生という理想と現実 | main | 起動スイッチと将来性を考える >>
忘れがちな前提と視点とは・・・
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    前回の続きです。

     

    優秀な学生の定義って難しいんです。

    はっきりいってしまうと、育成プランをちゃんとしていないと、間違った方向で優秀な学生を採用したいということになります。

    それでは企業としてタレントマネジメントもできなくなるし、勘違いをしたまま採用活動をすることになります。

     

    学生は未完成品であるという前提条件

     

     

    たとえば、私が学生と接する上での大前提があります。

    それは、「学生は完成品ではない」ということです。

     

    何を当たり前のことを、と思う方もいるでしょう。もちろん学生は未完成で、これから社会に出て仕事を通して成長していくものです。

    基本的なマナーや商談のスキルすらない、という意味で未完成なのは当たり前です。

     

    ただ、ここではそういう「社会人として」未完成、という意味ではありません。

    それ以前に、彼らは「学生として」も未完成、ということなのです。この前提があるかないかで、学生の捉え方や評価の仕方は大きく変わります。

     

    企業は学生の過去と現在を結んで評価をしている!?

     

     

    私が経営者や人事に関わる方々の意見を聞いていつも抱く違和感は、目の前の学生の「今まで」を評価しているように見えることです。

    今の能力、今のスキル、今の状態。もしくは、過去の実績、過去の成果、過去の動き方といったものによって学生を評価する。

     

    もちろん新卒採用を行う上で、学生の今や過去を知ることは重要です。むしろそれがわからなければ人を評価することができないのは、当然ではあります。

     

    しかし、そもそもの新卒採用の目的に立ち返るのならば、本来の目的は「入社後に活躍する人材を獲得する」ことであるはず。

    であれば、何よりも重要なことは、目の前の学生が「どんな活躍をしそうか」ではないでしょうか。

     

    現状の能力やスキルや過去の実績や行動は、あくまでもそれを判断するための材料でありヒントであるだけです。

    それこそ「優秀な学生」という言葉がまさにそれを表していて、多くの方が設定している「優秀」とは、現時点での定性的・定量的な指標にすぎません。

     

    つまり、多くの企業の方々が言う「優秀な学生」というのが、学生として「できあがった」状態を前提としてしまっているところにズレの根本があるのではないか、と私は思うのです。

     

    視点を変える採用をしないと目標達成は困難な時代へ!?

     

     

    学生は、おそらく多くの方が想像している以上に短期間で成長します。

    ちょっとした刺激と、ちょっとした意識の変化で、急激に変わるもの、というのが私の実感です。

     

    だからこそ私は、現時点で「優秀な学生」を探して各社で奪い合いをするよりも、もう少し視点を変えることで、より効果的な採用の実現可能性があると考えています。

     

    例えるなら、学生は「起動スイッチがわかりにくい家電」のようなものです。

    今でこそ誰でもiPhoneに慣れているかと思いますが、初めて手にした時は電源の入れ方にちょっと戸惑った方もいるのではないでしょうか。

    最近では体重計なども電源スイッチはなく、乗れば勝手に測ってくれるものもあります。

    ドラえもんの起動スイッチは、尻尾だったりもします。

     

    | careercreator | 00:05 | comments(0) | - | - |