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careercreator

1978年生まれ。米国大学院卒業後、仕事でエージェント/企業内人事/研修講師/採用広報/能力開発・人材育成のスペシャリスト/経営企画として活躍。

個人では、キャリアクリエーター/ディスカッションパートナー/ミーティングコンサルタント/経営の家庭教師/転職の家庭教師/パーソナルプロデューサーとして活躍。
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リベンジ転職はそんなに甘くない
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    前回は面接を序盤戦、中盤戦、終盤戦という形で時間の経過とともに、
    人事が鉄板で聞いてくる質問をベースに一通り面接を分析してみました。
    今回は中盤戦のところで年齢やキャリアについてパーソナル的な質問に対して、
    どのような質問があり、どういう意図で聞いているのかということで面接を分析してみましょう。

    20代や社会人経験が浅い人が応募者だったら…
     


    大概の場合ですが、5つの質問に集約されることになります。
    聞き方や流れについては面接官の個性があるので絶対ではありませんが、こういう質問についてはこういう意図があるんだなって思ってください。

    自分の言葉で書き換えることを考えないとフレームをパクったとしても、本当に面接官に伝わることはありません。
    そこには感情や言霊が入っていないから、伝わらないのです。

    リベンジ転職というのは難関!?

     


    最近いろいろな媒体でリベンジ転職という言葉をよく目にしたり聞いたりする。
    しかしそんなに甘くないのが現状です。
    圧倒的なスキルや実績を残しているのであればいいのですが、そういう候補者以外は本当に面接官の直感がほとんどです。

    人事の立場からすると、第二新卒や25歳ぐらいまでの社会人経験者にとっては、もし理想と現実とのギャプが大きければ大きいほど離職する確率が高いのではないかと推測してしまいます。
    そのために仕事に対する姿勢を聞くため、「新卒採用時に希望通りの会社に入社することができましたか?」と質問をする。

    第二新卒を採用するとしても年間300万円、雇用保険や社会保険料などを含めると400万から450万円になります。
    それが1年間の人件費となり、会社にとっては投資というかたちになるわけです。
    投資をするからには回収をしたいと考えるのが基本です。
    言葉があまり良くないかもしれませんが、値踏みをすると同時に仕事に対する姿勢、社風をどう理解しているのかなど、同時にいろいろなことを判断している質問でもあります。

    リベンジ転職ということで新卒で希望通りに就職ができなかった学生が、2〜3年の経験を経て転職をすることを示す言葉ですが、最近では3年以内に退職をしてしまった社会人全体をさす言葉に変化をしています。

    新卒入社時に希望通りの会社に就職をすることができた場合は、ビビる質問ではありません。
    「社会人経験を通してやりたいことが見つかり、それを御社で実現してみたい」と答えればいいのですから。
    この質問ではポジティブな退職理由であることをアピールすると同時に、御社でのキャリアの形成をする上で必要ですという志望理由にまでつながっていくことになります。
    職務経歴書には書いていないものですし、自信をもってはっきり答えることができれば、減点対象にはならないでしょう。

    問題になるのは新卒入社時に希望の会社に就職することができなかった場合です。
    ヘタをうつと面接官に対してチャンスを送ることになりますから、注意して答える必要があります。
    応募企業がもともと希望企業であり、リベンジ転職をしたいという気持ちを伝えなければなりません。

    それがわかった瞬間に採用担当者のハードルがグッと上がっていくことを忘れないで下さい。
    社会人経験を経ていろいろなことを吸収して、身につけたスキルがあるとは思いますが、自社にマッチしている人材であるかどうか、求人しているチームに合うのかどうかなど、複合的にいろいろな判断を迫られる事になります。

    企業への志望理由となぜ御社で働きたいのかということを伝えると同時に、仕事へのポテンシャルや浅い社会人経験だとしても強みと適性があることを伝えなければなりません。
    簡単にリベンジ転職をすることは出来ないということを肝に命じてほしい。

    漠然とした質問には具体的に答える

     


    2つ目の質問として「あなたにとって仕事とは何ですか?」という質問をすることがよくあります。
    この質問については、あなたにとっての仕事観を確認すると同時に価値感などを確かめる質問になります。
    漠然としている質問ではありますが、ここでどう答えるかによって減点対象になることを回避することができます。

    漠然とした質問をするという意図はコミュニケーション能力を確かめるには一番いい質問なんです。
    ここで感覚的に話をするタイプなのか、ロジカルに考えて話をするタイプなのかというのが見極められます。
    そこで採用基準というものがはじめてでてきます。
    そのチームに必要な戦力がどういうことかを面接官はしっかりと見ている事になります。

    20代前半の若手の採用の場合、ポテンシャル採用がほとんどであり、上司との相性がポイントになります。
    明るく、元気でいきのいい人材の他に、素直さと謙虚さがあるかどうかを見ていることがあります。
    面接は相性が9割りと私が言っている理由が、上司の経験則と思い込みと先入観が採用基準ですから、適性試験や筆記試験で良い点数をとったとしても、不採用になる理由です。

    ここで大幅な減点をされないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか。
    まずは求人票とホームページを隅々までチェックしておくことを忘れないで下さい。
    事前準備をしっかりとしておくことが重要な理由です。

    応募企業の社風や経営方針にあっていることを自分の経験からピックアップすることが必要です。
    共感を得るエピソードが必要になりますから、ちゃんと伝えられるように自己分析をしてください。

     

    採用のポイントはあなたの仕事観、仕事に対する熱意、キャリアプラン、社風と方向性があっているかどうかを見ており、コミュニケーション能力もチェックをされていることを忘れないで下さい。

    一般的に評価をされるポイントとしては仕事に対して真摯に向き合い、前向きにチャレンジをする姿勢を持っている人を評価する傾向が強くあります。

    企業の人事としては、できるだけ長く勤めてほしいと考えることがいまだに残っています。
    終身雇用と年功序列が崩壊しているにもかかわらず、採用基準は昭和の古き良き時代のままです。
    企業の人事はマイナーチェンジをしているというが、根本的に変化をしている事はありません。

    そのため、前向きにチャレンジをする人を評価するということが多いのは、失敗して学んでほしい、経験が浅いから失敗してもいいという考えがあるからです。
    これは人事の考え方であり、現場では戦力になる人材がほしいという採用のジレンマがここで発生しています。

    上司によっては前向きな失敗については寛容な人もいますが、最近では実力主義になってしまったので、失敗は許さない上司も増えています。
    これがパワハラといわれても仕方ない事実でもあります。

    前職でのエピソードを具体的に答える

     


    3つ目の質問としては、「仕事をする上で大切にしているポリシーや考え方って何かありますか?」というものです。
    この質問に隠された真意というのは、何を重視していて、どんなことにやりがいを感じたり、モチベーションアップになるかということを聞きたいということです。

    実際のエピソードに合わせて、前職で大切だと感じたことや、失敗や成功から学んだ事は何があったかということを、できるだけ具体的にわかりやすく、簡潔にまとめて話をするようにしてください。

    高評価を得られるのは人を巻き込んで仕事をする姿勢を学んだことなど、仕事をする上でチームワークが重要になるため、周囲とのコミュニケーション力、論理的思考、仮説思考などを駆使しながら、いろいろな人に提案をしながら仕事をすすめていく姿勢が必要です。

    最近ではセルフスターターやビジネスプロデューサーなどのコミュニケーション力を問われるもの傾向が高くなっています。
    中小企業やベンチャー企業についてはマルチタスクのクロスファンクション的に仕事をすることが多いので、いろいろな人を説得したり、協力をしてもらうためには、それなりのコミュニケーション力が必要になります。

    社内の信用預金がないと協力をしてもらうことがなかなかできないのが現状ではありますが、コミュニケーション力と提案力があれば人を巻き込むことができる。
    そうして小さな実績をコツコツと積み重ねることによって新しい協力者が表れることになるでしょう。

    ここで「特にありません」という回答をしてしまう人が多くいますが、大幅な減点対象になります。
    仕事をしてきたのですから、何か目的意識をもってやっていることが前提となっていますが、学んだことがなにもないというのは、消極的に仕事をしている、社畜になるかもしれないと思われると、不採用になる確率が高くなっていくのは誰でもわかることではないでしょうか。

    時事ネタについては業界ニュースを抑えておこう

     


    4つ目の質問は「最近気になったニュースはありますか?」という質問である。
    どんな職種にしてもコミュニケーション能力を試すには絶好の質問です。
    あなたの価値感、興味、思考性、仕事に対する意欲などを見ることができるからです。

    例えば営業職の場合、お客様との雑談も必須です。
    業界のことから、趣味のことまで幅広く対応する必要があります。
    同じ趣味や同郷であるとわかった瞬間に親近感が湧くことになり、相手の懐へ入り込みやすくなるというのがポイントです。

    この質問からは人間性がわかることになりますから、仕事とばかりの話だけでは間が持ちません。
    天気のネタや政治情勢などを雑談としても、最初から2〜3回で終わってしまいます。
    そうした時にあなたの情報感度が問われることになります。

    また、面接官によっては大幅な減点対象になる可能性があります。
    ニュースに興味がないということは仕事に対しても興味をもっておらず、受け身な仕事をするのではないかと判断をされてしまうと、不採用になる確率がグッと上がります。

    特にこれから応募をする会社がおかれている業界のニュースについてはきちんと見ておく必要があります。
    ニュースを切り口にして、志望理由につなげることができるからです。
    アピールをするチャンスがあるにも関わらず、関心がないということになるのはよくありません。

    この質問の真意は予定調和をぶっ壊すことで、応募者の素を見るということが狙いです。
    鉄板の質問については事前に準備をするため縦割りのセリフ調にいうことができますが、気になったニュースなどというのは、事前準備をしていることが少ないので、素が出やすくなります。

    どぎまぎしたり、軸ブレをしたり、的はずれなことを言ってしまうと、大幅な減点対象になります。
    コミュニケーション能力と仕事に対する姿勢を垣間見ることができるからです。

    最近読んだ本から思考性、人間性などを多角的に見る

     


    5つ目の質問は「最近読んだ本で感銘をうけたものはありますか?」という質問である。
    この質問は興味、思考性、価値感、人間性などを探る質問になります。
    真意はプレゼンテーション能力を見極めることができるからです。

    ジャンルを問わずに日頃から本を読む人は向上心があると判断されることが多い。
    情報感度がMAXではないにしても自分が興味を持つことに対してはトコトン追求するという先入観かもしれない。
    本のネタを題材にしてコミュニケーション力があるとも思い込まれているから不思議である。

    「最近感銘をうけた本がない」と答えてしまうと面接官によっては減点対象になりますから注意が必要です。
    感銘を受けた本についてはプレゼンテーション能力も見られているという点についてですが、感銘をうけたポイントやそこから学んだことを簡潔にわかりやすく伝えることがポイントになります。
    プレゼンテーションと同じ要素が隠れていることについて十分理解をしておいてください。

    また、回答したことに対して深堀りをしてきた場合については、あなたに対して興味を持っているケースが多くありますので、そこはチャンスだと思って浮かれないようにしてください。
    折角のチャンスをみすみす逃す事になりますから。

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