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1978年生まれ。米国大学院卒業後、仕事でエージェント/企業内人事/研修講師/採用広報/能力開発・人材育成のスペシャリスト/経営企画として活躍。

個人では、キャリアクリエーター/ディスカッションパートナー/ミーティングコンサルタント/経営の家庭教師/転職の家庭教師/パーソナルプロデューサーとして活躍。

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ブラック企業の見分け方
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    人はすぐに対立構造に持ち込みたがる

     

     

    長時間労働が健康を害することはわかっていますが、1日2時間の残業で40〜50時間の間ですね。

    企業ごとに36協定を結んでいるわけですから、その範囲内であれば問題ありません。

    転職サイトの広告やエージェントの求人票には残業時間の目安が書かれていますが、信用できる情報でしょうか。

     

    情報は操作をすることができることを認識しておいてください。

    最近では残業時間が極端に少なく書かれていたり、応募数を増やすために少なく書いている企業もあるぐらいです。

    残業時間が多くなることは、仕事量がキャパオーバーなのか、優先順位をつけられていないのか、人を巻き込めていないからです。

     

    通常業務について棚卸しをすることで、業務の無駄やキャパオーバー分が明確になりますので、そこから上司に相談をして業務量の調整をしてもらうようにすればいいわけです。

    残業時間が多くなると人事評価が悪くなるシステムにしておけば、嫌でも残業時間の削減にはつながるでしょう。

     

    電通事件でブラック企業ということばが一人歩きをしていますが、長時間労働をしていることがブラック企業とは限りません。

    残業代で生活費、ローンの支払をしているビジネスパーソンも多くいます。

    そういう人達は工業型生産ロールモデルから抜け出すことができません。

    給料が右肩上がりになるので、会社のわがままを聞くことになり、キャリアもゼネラル型になってしまいます。

    残業をすることで会社に対して忠誠心を見せているからです。

     

    しかし、時代は大きく変わりました。

    サービス型生産ロールモデルに変わり、実力主義が主流になりつつあります。

    いまだに古き良き工業型生産ロールモデルから脱却できない企業が多くなっていますが、それでは急激な成長はありません。

     

    ブラック企業の定義って!?

     

     

    ブラック企業の定義って、どうなっていますか!?

    結論から言うと人それぞれの価値観でこの定義が変わるということです。

     

    “ブラック企業”という言葉がここ何年かで急速に広まりました。

    その意昧するところは一色ではありませんが、要するに勤務環境が劣悪で入社しないほうがいい会社、ということのようです。

     

    勤務時間が長く収入が不安定だったり、職場環境が暴力的ないしは威圧的だったり、人事評価が恣意的で昇給や昇進が不安定だったり、といったことがよく挙げられています。

     

    そこで重要なのは、ブラック企業の評価は人によって異なるということです。

    それなりの勤務時間を働き、それなりに給料をもらうことを重視する考え方もあるでしょう。

     

    また、激務であろうと自分のキャリアや自己形成に有益だと思える根拠があれば、ネッ卜などの評価を気にしない、という人も多くいます。

     

    特にベンチャー・スタートアップは、長時間労働を当たり前とするブラック企業であるイメージをお持ちの方が多いですが、実際はそうでもありません。

     

    昨今は、ベンチャー・スタートアップも長期的な生存のために、労働環境はかなり整っております。

    それでも、激務の方はいらっしゃいます。私の感覚としては激務の皆さんは仕事が好きで結果、気がつかないうちに激務になっている印象です。

    企業の圧力により自己の尊厳や生命まで脅かされるのでは困りますが、そういう企業はちまたでいわれているほど多くありません。

     

    存続率はゼロに近づく!?

     

     

    さらに、ブラックといわれている企業が、この先もずっとブラックであり続ける可能性は低いです。

    会社にも自浄能力があるので、あまりに理不尽な労働環境であれば、いずれ誰かが声を挙げます。

    その賛同者が多ければ、環境は変わります。

    退職者が労働基準監督署に訴えることで、未払い残業代の支払い命令などを受ければ、今後はそのようなことをしなくなるでしょう。ブラック企業であり続けるほうが難しいのも事実です。

     

    また、上場を視野に入れているベンチャー・スタートアップが、全従業員に未払い残業を強いて、土日も働かせるようですと絶対に上場審査が通りません。

    自分の経験や他社から聞くところによりますと、経営層以外のメンバーが所定労働時間外にメールを返信するだけで、上場審査が通りにくいそうです。

     

    特に昨今は「働き方改革」を筆頭に、ニュース・メディアでもブラック企業や未払い残業代の企業はさらにフォーカスを当てられる世の中となりました。

    生産性の低い、長時間労働を良しとする考え方が減っていくことを願うのみです。

     

    情報による先入観で見落とすこともあります

     

     

    ▼離職率が低く、平均勤続年数が長い会社は優良である

     

    大手企業ならともかく、中堅・中小企業で離職率が低く平均勤続年数が長いと、経営状態により機動的な施策を打てす、ズルズルと経営が傾いている会社であることもあります。

    そもそも平均勤続年数は、社歴の長い企業では長く、短い企業では短くなるものです。

     

    ▼あまりにも採用ハードルが低い

     

    未経験OK・面接1回などあまりにも採用ハードルが低い企業は、ブラック企業の可能性があります。

    しかし、これはケースバイケースではあります。

    例えば、会社が直近で資金調達をし採用にアクセルをかけるタイミングであれば、1日完結選考なども開催されています。

     

    ▼ネットの口コミ・掲示板などで、危ない企業として紹介されている企業はブラック

     

    ネットの情報全てを鵜呑みすることはおすすめ出来ません。

    これもケースバイケースです。ネットの口コミや掲示板の基準が個人の裁量によるととが多く、この判断は個々人に依存します。

     

    また、特定の企業に敵意を持っている人が悪く書くことも往々にして存在します。

    一方でコンサルティングファームの方の前職の口コミ情報は比較的参考になります。

    メリット、デメリットが論理的に記載されており、職業を反映していて事実に即していると思うことも多いです。

     

    ▼過去に労働条件を巡り、従業員に訴訟されている企業はブラック

     

    こちらもケースバイケースです。訴訟を受けて業務改善に取り組んだところもあります。

    単に訴訟事実だけでなく、その後の改善の有無まで追ってみる必要があります。

     

    個人の判断によってブラック企業になる!?

     

     

    ブラック企業が摘発されやすい時代になりました。

    しかし、何をブラックとするのかその定義が難しく、その判断軸は個人の評価に依存しています。

     

    特に、私が転職に関する相談でお会いする方は、「今、会社が働き方改革で長時間労働を厳禁としているがもっと働きたい」、「若いうちはもっと自分に負荷をかけたい」とお話し頂く方もいる程です。現在は、副業や勉強会など、成長の幅も増えています。

     

    私自身も仕事が大好きな人間です。

    個人のワークライフバランスや人生のプライオリティーを大切にしながら、キャリアを構築して行きたいものです。

     

    15年前のことでもう時効だと思のでお話しします。

    先日前職の元部下にあったところ、本当に楽しそうに毎週土日も働いてましたよねと言われました。

    特に休日出勤申請などもしませんでした。面倒でしたし。

    確かに押し付けられて働いたことは一度もなかったです。

    ただこれと同じことは今は通用しないでしょう。

     

    一番重要なのは、現在の自分の働き方に対する納得感です。

    現職が本当のブラック企業で耐えることできないのでしたら、すぐに転職する必要がありますよね。

     

    一方で、ブラック企業と決めてつけて、退職することが時期尚早の可能性もあります。

    何か現状に不安がありましたら、いつでもご相談ください。

    社外の情報を得るだけでクリアになったり、解決出来ることもあるはずです。

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