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1978年生まれ。米国大学院卒業後、仕事でエージェント/企業内人事/研修講師/採用広報/能力開発・人材育成のスペシャリスト/経営企画として活躍。

個人では、キャリアクリエーター/ディスカッションパートナー/ミーティングコンサルタント/経営の家庭教師/転職の家庭教師/パーソナルプロデューサーとして活躍。
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5分間ミーティングでチームを変える
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    人を動かすには、心を込めないと伝わらない

     

     

    朝のミーティング前にコーヒーメーカーの前で管理職が集まっている。

    会社の目標数値に対して進捗が達成ベースなのか、そうでないのか、数字の読みあいをしている。

    数字を見ながら各部署の管理職がどういうことを話すのか、毎朝コメントがかぶらないようにしている。

     

    そして役員が会議室に入ると、朝のミーティングがはじまる。

    「うちの部の現状はね」、「今、こんなことを計画している。これがうまくいったら来月あたりみんな忙しくなるかもしれない」、真剣に聞き入る顔、顔、メモを取っているのもいる。

    5分間ミーティングまたは立ち会いと呼ばれるミーティング前

     


    営業部。課が5つ。

    各課はそれぞれ課長、得意先を分担する営業担当が5,6人、アシスタントが2,3人、計10人ほどの所帯である。

     

    「アシスタントたちの動きが鈍い」、 そう気がついたのは着任してまもなくのこと。

    能力はありそうだし、性格も良い。やるべきことは生真面目にきちんとやっているようだ。

    だが表情や動作に、輝きというか、 きらめきというか、そんなものが感じられない。

    つまり、あんまり面白そうな顔をしていない。

    情報不足なんだと思い当たった。見ていると各課とも月初、月末には会議をやり、毎朝ミーティングもやっているようだが、アシスタントたちは参加してはいないようだ。

    もちろん、理由は分かる。得意先と直接接しているのも、数字に責任を持っているのも営業担当である。

    アシスタントはルーティンをきちんと処理し、その時々に発生する事務を、言われたとおりにこなしてくれればそれで良い。

    アシスタントはアシスタントなのだ。

    それに電話はかかってくるし、 お客さんだって来る。

    ミーティングで全員が席を離れるわけには行かない。


    だが、アシスタントだって人間である。

    自分が今やっていることの意味や位置づけを分かってやる方が、仕事をやりやすいし、応用動作もできる。

    いつごろ忙しくなるか分かっていれば、 仕事も休暇も、それなりの段取りをつけておくことができる。

    それになにより、自分の仕事っていう感じで、やる気も出るじゃないか。といって、課長会議のときに、 「課のミーティングのあり方と情報伝達」なんて タイトルで訓話をたれたところで、課長諸君の反発を買うだけで実効は上がるまい。

     

    ちょっとした隙間時間にミーティング

     


    たとえば昼下がり、各課とも課長以下営業担当は得意先回りで出払い、電話も鳴らずお客も居ないという一瞬がたまにある。

    「集まれ」と大声を出し、集まってきたアシスタントたちに 手短に話をすることにした。

    部の現状と将来、その中で果たしてほしい役割。

    どこかで電話が鳴ったので、「はい、今日はこれでおしまい」とお開きにした。

    この間、数分、10人ほどでの立ち話といった雰囲気である。

    何回かこんなことを繰り返すうちに、みんな変わりだした。段取りが良くなった。

    工夫が出てきた。先手を打って仕事をするようになった。動作や表情が生き生きしてきた。楽しそうである。

    笑顔が増えた。残業はなんと、減った。

     

    そのうち、課長たちも気が付いた。何をやったか白状したら、なるほどと分かってくれた。

    こっちも工夫しますよというわけで、「月初の見込会議に、アシスタントも交代で参加させることにしました」という課も出てきた。部全体がこれまでより騒々しくなったようだ。なんとなく熱気が出てきた。そのうち、営業数字も少しは良くなるのではないか。

     人はパンのみのために働くにあらず」、人は誰でも、仕事の目的を理解し、納得し、自分自身の課題と捉えて、自分自身で計画 し、そうやって働き、何事かを実現し、そして、何事かを感じ、確認したいのである。

    そのことに営業担当もアシスタントも違いはない。みんな、仕事を支えるチームの一員なのだ。

    | teambuilding | 00:05 | comments(0) | - | - |