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1978年生まれ。米国大学院卒業後、仕事でエージェント/企業内人事/研修講師/採用広報/能力開発・人材育成のスペシャリスト/経営企画として活躍。

個人では、キャリアクリエーター/ディスカッションパートナー/ミーティングコンサルタント/経営の家庭教師/転職の家庭教師/パーソナルプロデューサーとして活躍。
<< なぜ今、コーチングなのか | main | コミュニケーションのズレをなくすには!? >>
会話、対話の質ってなんだろう!?
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    コミュニケーションの質と言うけれど…

     

     

    タモリさんがよく言う「髪、切った!?」という言葉。

    信頼関係のあるなしで、ハラスメントにもなるし、称賛にもなる、不思議な言葉。

    一言でコミュニケーションの質を上げるということをよくいいますが、実際のところは抽象すぎてどうしていいかわからない管理職が9割いる。

     

    信頼関係があるかないかはその人の思い込みや先入観だけでは済まされず、実際のところはビビってしまって踏み込めないというのが事実でしょう。

     

    先日も、ある企業の社員の方から、こういう相談があった。その人は、ある商品開発のリーダーをしているのだが、「期日が近くになってメンバーに状況を確認すると、私が意図したものとは違う方向にいってしまっているケースがあり、その修正に手がかかる」という。

     

    「打ち合わせで確認しているはずなんですけどねぇ」とのこと。

    スキルや経験も十分なメンバーでもそういうことがあるという。新しい開発のテーマにもかかわらず、これまでの経験から自分の考えで進めているようなのだ。

     

    コミュニケーションのズレって…

     


    また、べつの企業の若手社員からこういう相談もあった。

    上司に取り組んでいる仕事について、進め方の相談をしたところ、上司は「こういう方法はどうかな」と今後の進め方の説明をしてくれたという。

     

    彼は、その後、そのとおりに進めて上司に報告したところ、叱られたというのだ。

    上司から「自分はヒントを与えただけで、そのとおりやってほしいとは言っていない」、さらに「自分でやり方を考えるのは常識だ」とまで言われたらしい。

    「上司の意図を察すことができなかった自分が悪いのですが」と言っていたものの、腑に落ちない様子だった。

    上記いずれのケースも、双方の認識が異なる言わば、「コミュニケーションのズレ」が生じている。

    最初のケースは指示内容自体が理解されない、次のケースは発言者の意図が伝わっていないというズレになっている。

    これらの「コミュニケーションのズレ」は個人や組織にどのような影響をもたらすだろうか。

    作業の遅れやトラブルなど、業務上の支障はもちろん、場合によっては、不安や疑心暗鬼を生み、組織としての一体感、個人のモチベーションにも影響が出かねない。

     

    組織活性化をテーマとする中で、コミュニケーション不足がよくテーマとして取り上げられるが、今、問われているのは、そこで交わされるコミュニケーションの質ではないだろうか。

    コミュニケーションの質に関して、演出家であり、コミュニケーションの研究家である平田オリザ氏は、「会話」(conversation)と「対話」(dialogue)の区別を次のようにいっている。

    「会話=価値観や生活習慣なども近しい人同志のおしゃべり」「対話=あまり親しくない人同士の価値観や情報の交換、あるいは親しい人同士でも価値観が異なるときに起こるその摺り合わせなど」

    仕事におけるコミュニケーションでは、「会話」で十分なのか、「対話」レベルまで踏み込む必要があるのかをまず、押さえる必要がありそうだ。

     

    紹介した2つのケースなど、「コミュニケーションのズレ」が生じかねない場面では、その影響を防ぐ(あるいは最小限にする)ために、必要なのは「対話」であることがわかる。

    現在においては、過去の経験だけでは対応が難しい変化の激しい状況や、世代間、グローバル化による価値観の多様化など、「コミュニケーションのズレ」が生じやすい場面が増えてきている。

    対話の必要性は益々増してきているのだ。

    | teambuilding | 00:05 | comments(0) | - | - |