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careercreator

1978年生まれ。米国大学院卒業後、仕事でエージェント/企業内人事/研修講師/採用広報/能力開発・人材育成のスペシャリスト/経営企画として活躍。

個人では、キャリアクリエーター/ディスカッションパートナー/ミーティングコンサルタント/経営の家庭教師/転職の家庭教師/パーソナルプロデューサーとして活躍。
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選択肢と多様性
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    選択肢が多いから多様性がある

     


    私の顔を見るなり、開口一番にメンターはこう話はじめた。
    「最近の若い奴は選択肢が多すぎるから迷うんだよ。昔は会社に入ったら定年退職までその会社でがんばるというのが基本だった」
    「そうですね。戦後からバブル期まではそうでしたね。」

    わかっているのかという表情をしながら、「銀行が潰れたり、証券会社が無くなった頃から、選択肢が多様化してきた時代だね。」
    「ちょうどその頃から転職に対しての後ろめたさが無くなったかも…」

    表情がいつもはここから晴れていくのだが、曇りっぱなし。
    「価値観の押し付けや強制はあまり良くないと言われるけど、どうしても昔かたぎな考え方がでてしまうんだよ」
    「いいたいのは働けるだけいいよっていいたいんでしょ。」

    そして、いつもの声より1トーン低くした声で、「年収が高いという理由と勤続年数が長いという理由だけで、自分の部下をリストラしなきゃいけないから辛いんだ。」
    「私も支店をたたんだ時に、部下の再就職先を探すのに大変でしたし、どうやって伝えればいいの困ったこともよくありました。」

    お調子者のメンターですからちょっとからかいたかったんでしょう。

    いつものように明るく元気でパワフルなイメージに切り替えて、「いや〜こういう話をするつもりは無かったんだけど、お前の顔を見るとついつい、何でもいってしまうからなぁ。」
    「いいえ、いつものスタートはこういうことですから」
    「最近困っているのが、新卒採用と若手の育成なんだけどね。」
    「どの会社も採用と育成については苦労していると聞いていますよ。」

    待ちの姿勢から攻めの姿勢へ

     


    新卒採用が苦労している理由として、就職することがステータスではなくなっている。
    就職するといっても企業が星の数ほどあり、大手志向、ベンチャー志向、独立志向など、いろいろな志向性が散らばる中で、個性のない学生が増えているのは事実です。

    フットワークが軽い学生については、海外での就職、起業することを考えているため、大学時代にいろいろなネットワークを構築していますから、日本の就職市場には出てきません。
    社会人との接点をたくさん持っている学生ほど、ミニマム起業をしていることが多く、英語ができる学生については日本企業より外資系、国内より海外という図式ができています。
    縁故入社をしていたり、インターンシップから入社するケースがほとんどです。

    彼らと普通の学生の違いはメンタリティとアンテナの感度が違います。
    アウエーでの戦いほど、メンタリティが試される事はありません。
    言葉も文化も習慣も違うところで仕事をするということは、日本にいたら経験できないものです。

    ストレスもかかるし、頼るところもなく、リタイアすることはできないなど、退路を断って勝負しているので、ここで数年チャレンジすることができれば、どんな企業に入ったとしてもチャレンジすることができるのではないでしょうか。

    いま企業が求めている、ビジネスリーダーやビジネスプロデューサーになる人材、セルフスターターの人材というのも該当することになるでしょう。
    企業が喉から手が出るほどほしい人材であるが、獲得できないのは理由があります。

    こういう人材については癖があるというか、企業組織や企業風土に馴染むかどうか分からず、不採用にしてしまうケースが多くあるからです。
    人事が即戦力という言葉を間違って解釈している企業ほどこのケースに当てはまります。

    即戦力はすぐに活躍することができる人材という意味ではありません。
    即戦力とは企業文化や企業風土をしっかりと理解して、馴染むことができ、そして会社の業績に貢献をするということなのです。
     

    | careercreator | 00:05 | comments(0) | - | - |