場数を踏むことがポイント
知識のメタボリックにならないためには、場数を踏むことが必要です。
これはいろいろなツールを使って発信していくことや、
セミナーや勉強会を開いていくことも必要になるでしょう。
自分が知識を得たら、実験する場がないと言葉には説得力も厚みも発生しないということです。
自分なりに試行錯誤してみた結果、どうなるかという実験をしないと意味がありません。
面接でも立て板に水のようにしゃべくる人がよくいますが、信用できません。
なぜなら、彼らはネタを仕込んでおいて、そのネタを披露しているだけだからです。
新卒、中途面接問わず同じことがいえるのですが、
ネタを仕込んで披露するというのは印象が悪くなるか、
面接官に隙を与えることになるということをわかってほしい。
たいていの場合は、深掘りができていないからツッコミを入れると
軸ブレを起こしていくことになる。
そうすると面接官は不採用というかたちに流れていく。
評価面談であったとしても他人の評価と自己評価の違いがあるにも関わらず、
自分の価値を高めるためにいろいろと話す人もいるけど、
それは自分の評価が甘いから高くつけているだけであることを認識していない。
管理職が評価をするだけではなく、同レベルのチームメンバーが評価をすることも多くなりました。
360度評価でこういう時には公平な評価をしているかどうかという透明性を確保することが必要です。
個人的な感情が入ってしまうということは公平な評価とは言いがたいことが多くあります。
管理職はそこをしっかりと見極める必要がある。
常にいろいろなことに対してアンテナを伸ばしてかないといけない。
ビジネスのスピード感が早くなっている時代だからこそ、
せっかく手に入れた知識が陳腐化している可能性もあるということを自覚してほしい。
時代の流れが進んでいるにもかかわらず、知識はその時で止まっていしまっているからである。
新しい知識を吸収したつもりになるのですが、時代遅れだったということもあるでしょう。
そこで必要になるのが実験の場です。
最近ではソーシャルネットの普及に伴いいろいろな人が全国各地でセミナーや勉強会をおこなっています。
自分が主催者になって初めて見ることもいいことですが、人のセミナーを手伝うことから始めてもいいでしょう。
集客のやり方や講師のセミナーの構成力などを見ることで、イメージをすることができるでしょう。
仕事であればプレゼンテーションの場を設けることや、
会議の中で積極的に発言をしていくところから始まるでしょう。
また、評価面談の際に自分のキャリアについて上司に公言をすることもあります。
評価面談とは言っても、一方的に話を聞くだけではもったいない。
ここで自分のキャリアについて話をしてみることも必要です。
そのためにはきちんと1分から3分ぐらいで話せるようにまとめておく必要がある。
また、評価の話を聞いたうえで、多少修正を加えていく必要もあるでしょう。
チャンスを得るためには打席に立ち続けることが必要であり、
そのためには一軍でスタメンを張らなければならない。
そのための手段と努力を考えてほしい。
成功している人のやり方を徹底的にパクってみることから始める。
そこで成功するためのフレームを手に入れたらな、
自分でそのフレームが使えるかどうかを実験してみる。
インターネットやソーシャルネットが発展しているわけですから、
弱いつながりをうまく活用することによって、
新しい道が開けていくのではないでしょうか。